若い世代がたくましく自立し、時代が求める責任を担うように教育し、励ますため、景委員は次のように提案する。若年層に意欲をもたせるための教育を強化し、社会団体が一対一でのサポート活動をより多く展開すること。中学、高校、そして大学の卒業生を対象として、積極的な職業訓練と就職指導を行い、就職と起業の促進に力を入れること。これまでずっと仕事に就くようにとのアドバイスを拒否し、長期間家に引きこもっている若年層に対しては、各種の社会福祉を享受する資格を停止して、「むち」の役割を果たすようにすること、などだ。
陸教授は計画出産政策を段階的に緩め、家族構造を変化させ、子どもの数を増やさなければならないとし、そうすれば家族の中で助け合うようになり、社会的な責任感を育成する上で大きな力になると話す。
陸教授によると、家庭での教育を重視し、両親が子どもを溺愛する現状を変えなければならず、学校も職業に対する尊敬の念を養う必要がある。パラサイト族は知らず知らずのうちに徐々に形成されたものであり、教育を通じて現状を変える必要があり、そのためには数十年にわたって努力しなければならないという。
「人民網日本語版」2012年3月12日