日本の東京電力が11日、今月9日までに、福島第一原発事故で、避難住民に支払った賠償金は約4455億円に上ったと発表した。ただ、個人向けの賠償では、手続きの複雑さなどで、支払額はまだ4分の1程度しかない。
これまでに、日本政府が東京電力の賠償金支払いに約1兆7000億円の資金支援を提供することを約束している。
4455億円の支払い額のうち、昨年5月までの仮払い額が約1420億円、10月以降の本賠償以降の支払額が約3035億円だったという。現在までのところ、個人、企業を含めた賠償請求件数は約10万4700件、支給完了件数は6万2800件となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月13日