経済学者:日本が人民元国際化に期待

経済学者:日本が人民元国際化に期待。

タグ: 人民元国際化 中国国債 日本政府 安住淳 

発信時間: 2012-03-14 10:30:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の安住淳財務相は13日、日本政府が最大650億元(約8450億円)の中国国債を購入することを明らかにした。アジア開発銀行研究所の邢予青エコノミストは、中国国債を購入するという日本の歴史的な決定には2つの考えがあると分析した。

まず、投資の面だけを考慮すると、円相場が過大評価されているため、今は円で人民元建て債券を購入する絶好の時期である。金融危機後、円の対人民元レートは上昇し続け、1取引単位で購入できる人民元資産は4年前より20%増加した。

もう1つは、日本の金融機関の多くが人民元国際化に楽観的見通しを示し、人民元国際化への参与は双方の利益になると見ている。人民元国際化は、まずアジアの地域統合を実現する必要があり、持続的で有効な中日の通貨協力は人民元の地域化を後押しする。一方、円は世界の準備通貨だが、規模は小さく、中日の通貨協力は円の地位を高めるだけでなく、人民元国際化を機に東京と円の金融市場での地位を高めることもできる。

日本は、人民元国際化がすでに始まり、向こう10~20年で人民元は少なくとも地域通貨になり、人民元資産の購入は日本の外貨準備の運用多様化の重要な一環であることを認識している。しかし、650億元という規模は日本の外貨準備高の1%にすぎず、非常に低い。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月14日

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