多機能携帯電話(スマートフォン)用の人気ゲーム「アングリーバード」の最新作「アングリーバードスペース」が先週末に世界で発売されると、中国では通信キャリアの中国移動と中国聯通、ソフトメーカーの360が一斉に発売を開始した。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
「アングリーバードスペース」には新しいキャラクターと無重力の宇宙空間が登場し、これまでとはまったく違う遊び方ができる。新作の登場にともない、中国移動はモバイルコンテンツショップや携帯ゲームプラットフォームに新作を同時にアップし、利用者には無料のダウンロードサービスを提供するとしている。中国聯通は携帯ゲームプラットフォーム「手遊世界」で、新作の有料の全ステージ版を発売すると発表した。360も力を入れており、パソコン版の国内先行発売権を獲得したとしている。
米国アップル社のアップストアの中国市場におけるダウンロード情報によると、新作は有料ダウンロードのランキングで現在1位だという。
「人民網日本語版」2012年3月26日