胡潤氏は、「高純資産者のライフスタイルは主に3段階に分けられる。富の創造、富の保守、富の享受だ」と語る。「中国の高純資産者は、贅沢品を利用して社会的地位を誇示するという『富の創造』の段階を経て、控えめで実用的なライフスタイルが主となる『富の保守』段階に差し掛かりつつある。さらに、慈善事業に身を投じるなど『富の享受』段階へと徐々に歩み寄っている。『富の保守』段階は、適度な消費と生活の質への重視、自身の心身の教養と子女の素養教育の重視などを特徴とする」。
調査側は、中国の消費需要の変化について、「精神化、ソーシャル化、階層化、個性化」という特徴を指摘している。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年3月28日