アメリカ米中貿易全国委員会が28日に発表した報告書によると、2011年、アメリカの対中国輸出は初めて1000億米ドルを超え、中国は依然アメリカ第三の輸出相手国である。
報告書によると、2000年から2011年にかけて、アメリカの対中輸出額は162億米ドルから1039億米ドルまで、約880億米ドル増加している。同時期、アメリカの他の二大貿易パートーナーであるカナダとメキシコへの輸出総額はそれぞれ1020億米ドル、860億米ドルの増加となっている。中国は今、カナダとメキシコに次ぐアメリカ第三の輸出相手国である。
米中貿易全国委員会のアイリーン・エアネス副委員長は「中国への輸出はアメリカの経済発展と雇用の創出にとって極めて重要である。経済衰退後、アメリカの対中輸出の回復は他の地域よりも迅速である」と述べた。
報告書によると、2011年、アメリカの対中輸出製品は主に農産物、電子製品、化学製品及び飛行機、自動車などの輸送設備である。2000年以来、対中輸出が三桁の成長を見せたアメリカの州は48州あり、現在は30の州が中国はトップ3に入る輸出相手国であると考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月29日