譚力副省長の報告によると、2011年、海南省を訪れた国内外の観光客は去年同期比で16%増となり、のべ3001万人に達し、観光業収入は去年同期比25.8%増の324億元となったという。
また、今年の春節期間中に、ホテル代や食事代の高騰、いわゆる「ぼったくり」の多発など観光客からの苦情がメディアに多く報じられたことについて、譚力副省長は「2年間で海南島を訪れる観光客が激増したが、その数に対応できるインフラ建設などはまだ進んでいない。民間の各界からもう少し時間をいただき、観光サービス業を更に改善し、基礎施設の完備した国際観光島になるため努力していきたい」と話した。
「中国国際放送局 日本語部」 2012年4月2日