中国税関総署はこのほど、「中華人民共和国輸入物品分類表」および「中華人民共和国輸入物品課税価格表」を改訂した。新規定を旧規定と比較すると、テレビおよびパソコン等の製品の関税課税価格が大幅に切り下げられた一方で、化粧品等の一部輸入商品の同価格が切り上げられたことが明らかになった。法制日報が報じた。
旧規定では、輸入香水の1本当たりの関税課税価格は100元であったが、300元(約3900円)となった。ゴルフクラブの同価格は、旧規定によると1本当たり800元(約1万400円)であったが、新規定では1000元(約1万3000円)とされた。税率は依然として30%で、新規税額が60元(約720円)増となった。また、ツバメの巣および冬虫夏草等の物品の同価格も切り上げられた。コンピュータおよびテレビ等の同価格は大幅に切り下げられた。例えばノートパソコンの同価格は、旧規定によると1台当たり5000元(約6万5000円)であったが、新規定によるとキーボード搭載ノートパソコンの同価格は1台当たり2000元(約2万6000円)となり、税率は依然として10%となった。
「人民網日本語版」2012年4月5日