中国工業情報化部(工信部)は4月26日、2012年の19の工業業種の立ち遅れた生産能力の淘汰に関する目標を通達した。年内、立ち遅れた製鉄能力を1000万トン淘汰する。27日付中国証券報が伝えた。
2012年の具体的な立ち遅れた生産能力の淘汰目標は次の通り。
製鉄1000万トン、製鋼780万トン、コークス2070万トン、合金鉄289万トン、カーバイト112万トン、電解アルミ27万トン、製銅70万トン、鉛115万トン、亜鉛32万トン、セメント2億1900万トン、板ガラス4700万重量箱、製紙970万トン、アルコール64万トン、化学調味料14万3000トン、クエン酸7万トン、革950万枚、捺染28億メートル、化学繊維22万トン、鉛蓄電池2000万キロボルトアンペア。
工信部は、関係部門が即時に目標を各地の市・県へ通達し、関連企業による徹底的な実施を求めた。省クラス政府の公式サイト及び現地の主流メディアにおいて、立ち遅れた生産能力の企業リストを公開し、総合的な政策措置を実施し、2012年末までに淘汰すべき立ち遅れた生産能力の主要設備(生産ライン)を撤去しなければならないとしている。
「中国証券報」より 2012年4月27日