世界最大の会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツの中国法人が24日に発表した調査結果によると、中国の「80後(1980年代生まれ)」の自動車保有者の半数が次回の購入時にハイブリッド電気自動車または電気自動車を選択肢に入れると回答したことがわかった。一方、純電気自動車に興味があると答えたのはわずか4%にとどまった。デロイトは、ハイブリッド電気自動車の技術の向上に伴い、「80後」の純電気自動車に対する関心は引き続き低下すると見ている。
またデロイトは、中国の「80後」消費者の純電気自動車への関心は世界のその他の市場と変わらないが、関心の低下は中国の電気自動車の普及ひいては長期戦略にとって大きな試練になると予想している。
調査によると、「80後」が新エネルギー車を好むのは主に価格が安いためである。ガソリン価格が上昇していることから、「もっと燃費のよい車を選ぶ」と回答した「80後」は91%に達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月26日