中国水利部の陳雷部長は国務院の委任の元、全国人民代表大会常務委員会に対し、農地水利建設関連の作業状況を報告した。陳部長によると、農地水利建設の発展を促進するため、国は「十二・五(2011―2015年)」期間中に、農地の有効灌漑面積を4000万ムー(1ムー=約0.07ヘクタール)拡大に努める方針である。27日付中国証券報が伝えた。
2020年までに大型灌漑区、重点中型灌漑区の付属設備の建設と節水設備の改良を概ね達成することに努める。これは、現在水利部が一段と力を入れて編制している『大型灌漑区付属設備建設と節水設備改良「十二・五」計画』の主要内容でもある。
『計画』によると、2015年までに、大型灌漑区190カ所、重点中型灌漑区域800カ所の付属設備の建設と節水設備の改良を成し遂げ、一般中型灌漑区1500カ所の節水設備の改良を始動する。