このほど実施された全国の人材資本に関する統計で、人材は最も重要な資本としての役割を果たしていることがわかった。
人材資本量は安定した増加を示し、2010年末現在、全国の人材資本量は2008年より780万人多い1億2000万人に達した。人的資本量に占める人材資本量の比率は11.1%だった。うち、企業の経営管理層は2979万8000人、専門技術者は5550万4000人、高技能者は2863万3000人、農村実用人材は1048万6000人。
人材の素養が大幅に向上。技能者に占める高技能者の比率は25.6%、高等教育を受けた生産年齢人口の比率は12.5%で2008年より3.3ポイント上昇した。
また、人材効果も上がっている。人的資本投資の対GDP比は12.0%で、2008年より1.3ポイント上昇。人材の経済成長への寄与度は26.6%に達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年5月15日