外国メディアの報道によると、クレディ・スイスは、中国が景気鈍化に対応するために打ち出す刺激策の規模は2兆元に上る見込みだと発表した。2008年の半分に相当する。
クレディ・スイスの香港駐在エコノミスト、陶冬氏は研究報告の中で、投資規模は1-2兆元になるとの見方を示した。中国は2008年、世界金融危機に対応するために4兆元規模の刺激策を打ち出している。
報告によると、中国政府の景気刺激策は成長率の回復を促す。中国の第2四半期の成長率は7%か、さらに低い水準に低下すると予測されている。
中国の温家宝総理は成長率の維持に重点を置くことを承諾。このほど発表された中国の4月の貿易と内需の数値は予想を下回り、エコノミストは成長率見通しを次々と下方修正した。
陶冬氏は、刺激策は経済成長率と投資増加率の低下を止めることができるが、2009年ほどの回復にはならないと見ている。また、資金面で、政府はさらに重要な役目を果たすと見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年5月30日