中国商務部電子商取引・情報化司の李晋奇司長は5月29日、「2012年中国(北京)電子商取引大会」で『中国電子商取引発展報告(2010―2011)』を発表した際、「2013年、中国は世界最大のインターネット小売市場になることが見込まれる」と述べた。30日付中国証券報が伝えた。
『報告』によると、2011年、中国の電子商取引額は再び過去最高を更新し、前年同期比29.2%増の5兆8800億元に達した。これは同年の国内総生産(GDP)の12.5%に相当する。
「電子商取引は従来のマーケティング・モデルを変えた。インターネット小売は正に新たな経済成長のポイントとなっていると同時に、住民の消費ニーズを満たす上での効率的なツールになりつつある」と李司長は言う。