中国の温家宝総理は30日、同日の国務院常務会議で民間投資奨励政策関連の実施細則の策定状況について報告を聴取し、民間投資促進について指示した。31日付中国証券報が伝えた。
温家宝総理は会議で、民間投資奨励政策関連の実施細則の策定で、実効性を重視し、いくつかの分野で民間投資の参入基準や条件が明確でないと指摘されている点を踏まえ、綿密に検討を重ね、効果的な政策を打ち出すよう関係方面に要求した。
会議ではまた、鉄道、都市インフラ整備、エネルギー、電気通信、金融、衛生、教育などの分野において、いくつかの民間投資が参入する重点プロジェクトを早急に着工させ、民間投資拡大で模範的な役割を果すよう求められた。
「中国証券報」より 2012年7月31日