胡潤(ルパート・フーゲワーフ)研究院とシンクタンク・群邑智庫(GroupM Knowledge)は2日、共同で『群邑智庫2012胡潤財富報告』を発表した。
同報告書によると、中国の千万長者(資産1000万元以上の富裕層)の人数は102万人、億万長者(資産1億元以上の富裕層)の人数は6万3500人に達し、2011年と比べ、それぞれ6.3%増、5.8%増となった。
富裕層は企業の経営者、株式の専業トレーダー、不動産投資家とエリートビジネスマンが主に占める。千万長者の職業は大きく4タイプに分かれ、企業の経営者が50%、株式の専業トレーダーが20%、不動産投資家が15%、エリートビジネスマンが15%。億万長者の場合は主に3タイプに分かれ、企業の経営者が75%、不動産投資家が15%、株式の専業トレーダーが10%である。
中国の富裕層の地域間の差は歴然であり、富裕層は北京の最も多く、次いで広東地方、3番手が上海。
富裕層の年間の平均消費額は前年比9%減の176万元で、収入の3%を占めた。お金の使い道は主に旅行で、次いでが子供の教育費、3番目が高級品の購入である。また、マイクロブログを利用している富豪は全体の40%を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月2日