パリの高級デパートも、中国語を話す観光客で溢れかえっている。ロンドンのホテルは、朝食にロールパンとおかゆを用意している。中国の銀聯カードも昨年から、一部の高級デパートで使用が可能だ。
同記事は観光専門家の言葉を引用し、「中国人の間で、観光スポットを巡る旅行ではなく、海辺でのバカンスの人気が高まっている」と伝えた。
一部の観光地は、中国人から好評を博している。例えばパリから南に位置するモンタルジは、�眷小平が生活したことがあるため、中国人の観光名所となっている。英ケンブリッジ大学のキングス・カレッジも、徐志摩(詩人)の「再別康橋(さらば、ケンブリッジ)」により知名度が高い。
中国人観光客の間で人気が高いのは、依然としてアジア、オーストラリア、欧州だが、イスラエル、タヒチ、モルディブ等も目的地となっている。大手旅行会社の中国旅行社もまた、初となるセーシェル諸島のツアーを企画した。
同記事はまた、「中国経済の発展は、中国人の海外旅行を促し、奨励している。一部の若者にとって、個人的な欲求を満たし新しいものを探求することは、富や安全と同じぐらい重要である」と指摘した。
「人民網日本語版」2012年8月20日