外的なマイナス要因の影響で、中国企業の発展における圧力が増大している。中国紡織工業連合会は先般、2012年上半期、2割近くの中国紡織企業が赤字を計上したことを明らかにした。5日付中国証券報が伝えた。
上半期、中国紡織業全体の利益が前年同じ時期を下回った。一定規模以上紡織企業の利益総額が前年同期比で1.9%減となり、赤字企業が18.4%に達し、赤字企業の赤字額が同124.1%増となった。
アナリストは、「下半期、中国紡織企業が引き続き苦しい立場に立たされる。業種全体の利益伸び率が前年同じ時期から大幅に縮小し、赤字計上企業の範囲と赤字額はいずれも拡大すると見られ、多くの中小、零細企業が淘汰されるという危機に直面する」と指摘する。
「中国証券報」より 2012年9月5日