「環球時報」の記事によると、新生銀行は24日、毎年行っている「サラリーマンのお小遣い調査」で、今年のサラリーマンの小遣いが30年前の水準にまで落ち込でいることを明らかにした。
時事通信社の25日付の報道によると、調査結果の月平均3.98万円は、1981年の4.83万円と同水準である。一方、バブル経済期の1990年には7.77万円だった。
新生銀行の分析によると、日本人サラリーマンの小遣いが減少している主因として、バブル経済崩壊後の日本経済が一貫して低迷を続けたことに加え、2000年以降はデフレが続いたことを挙げる。日本人男性の多くは昼食を節約し始めている。昼食の消費金額で見ると、1992年の平均金額は746円だったが、その後は500円前後に留まっている。2010年以降、弁当を持参する男性が増えており、2012年には外食の回数と消費金額が調査以来最低の水準となった。
日本では「サラリーマンのお小遣い調査」が長年にわたり行われている。よく知られた話題の調査のひとつである。新生銀行によるこの調査は1979年から現在まで続いている。また新生銀行は「サラリーマンのお小遣い調査30年白書」を出版する予定である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月3日