海外メディア:中国の経済刺激策、効果出始める

海外メディア:中国の経済刺激策、効果出始める。 中国税関当局の統計によれば、9月の輸出は前年比9.9%増加で、一部の投資家の予想のほぼ2倍となり、8月の前年比2.7%増を大幅に上回った。アナリストは「中国政府が最近講じた税還付速度の加速や銀行貸付条件の緩和など貿易拡大を促す対策の効果が出始めている」と分析する…

タグ: 中国経済 刺激策 輸出拡大

発信時間: 2012-10-15 16:42:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

9月の対EU輸出は前年比10.7%減、4カ月連続の減少で、3カ月連続2桁のマイナスとなった。しかも今年はこれで7カ月連続で貿易が縮小している。前年9月の対EU輸出は9.8%増だった。

一方、対米輸出はやや好転し、前年比5.5%増で8月の3%増を上回ったが、前年の伸び率の半分以下にとどまっている。

最も注目したいのは東南アジアの新興経済国への輸出だ。9月の輸出は前年比25.5%増で、183億ドルに達し、8月の10.3%の伸びを大きく上回った。

貿易不均衡の改善が最も目立ったのが中国の主要原材料供給国のオーストラリアとブラジルだ。9月の両国からの輸入は前年比でそれぞれ22.6%と14.2%減少した。輸入は減ったが、大口商品に対する全体的な需要は依然として低迷を続けた。

同時に今年に入って9カ月の貿易の伸びは6.2%にとどまり、政府が今年決めた10%の目標を大きく下回っている。国泰君安証券公司のアナリストは「中国政府が最近講じた税還付速度の加速や銀行貸付条件の緩和など貿易拡大を促す対策の効果が出始めている」と分析する。

税関当局の統計によれば、1~9月期の中日双方の貿易総額は1.8%減少した。業界専門家は、輸出製品の60%は三資企業(外国企業が設立した合弁企業、合作企業、独資企業)が生産しており、なかでも日本資本が占める比重が大きい、そのため中日両国の対立は双方の貿易に大きな影響を与えているとの見方を示す。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月15日

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