初めて広交会に出展する日本エアコン株式会社の担当者である鈴木康司氏も、マスコミの人気を集めている。鈴木康司氏は「中日問題は国家間の問題であり、会社が中国で貿易を展開することへの影響はそれほど大きくはない」と指摘する。「中国は巨大な市場であり、今回の展示会を通じて、自社の製品が中国市場において、どのような反響を呼ぶのかを見てみたい。その上で、中国での発展計画を立てていきたいと考えている」と鈴木氏は述べる。
日本貿易振興機構(ジェトロ)の展示事業部の担当者である直江敦彦氏の紹介によると、今回出展した日本企業は主に青森、宮城、福島などの地方から集まっている。皆中小企業であり、中国市場での販売ルートを拡大することを狙っている。
直江敦彦氏は現在の中日関係に関する話題を避けたが、記者は日本貿易振興機構の展示ブースで、「2012日中国民交流友好年、新たな出会い、心の絆」との標語を掲げたボードを見かけた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月18日