工業・情報化部(工業・情報化省)は26日に発表した「純金産業の持続的で健全な発展の促進に関する指導意見」の中で、2015年には中国の純金消費量が1千トンを超えるが、生産量は450トン前後にとどまり、供給不足の局面が一層拡大するとの見方を示した。「新京報」が伝えた。
同意見によると、11年には国内で純金の投資・消費が力強い伸びをみせ、アクセサリー、ゴールドバー、インゴット、金貨、工業用地金、その他の用途の地金を合わせて761トンに達した。中国は今やインドに次ぐ世界2位の純金消費国だが、今後数年にわたって供給不足の状況が続くことが予想されるという。
08年に国際金融危機が発生すると、純金のもつ特徴、たとえばリスク回避先になる、換金能力がある、資産価値を維持する実物資産としての魅力があるといった特徴が一層鮮明になり、消費者の間でニーズが急激に高まった。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月27日