中海油、カナダで過去最大の海外M&A カナダ政府「これが最後」
中海油、カナダで過去最大の海外M&A カナダ政府「これが最後」。
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カナダ連邦政府は7日、中国海洋石油（CNOOC、略称：中海油）によるカナダ石油大手ネクセンの買収申請を認可したと発表した。大きなプレッシャーの中、審査期間を二度に渡って延長し、認可を見送っていた買収案はようやく一段落した。これにより、中海油にとっての過去最大の海外におけるM&A（買収・合併）は大きな一歩を踏み出した。今後、更にアメリカとブラジルの認可に向けて推進する予定だ。清華大学経済外交研究センターの何茂春主任は「中海油の支社と株主らの決定に楽観的な見方を示すべきである。現在、政府が主導して、企業のM&Aに介入することは減少しつつある。これは貿易の自由化が進み、投資の利便性が向上している証拠だ」との見方を示している。
カナダのテレビ局の報道によると、スティーヴン・ハーパー首相は7日、中海油による買収総額151億ドルのネクソンの買収を認可したと同時に、マレーシアの国家石油会社によるカナダ・アルバータ州のエネルギー大手プログレス・エナジーの買収も認可したと発表。買収総額は60億米ドル。ハーパー首相は「この2件の買収は、カナダの最大利益に合致すると政府は確信している」と述べ、「このような海外の国有資本によるカナダのエネルギー企業の買収はこれが最後になるだろう」とも強調した。
何主任は「中海油によるネクソンの買収は、国が考えではなく、市場に対する企業の期待を表すものである。ネクソンの買収は、世界のエネルギー市場に影響を及ぼすと見られる。中海油の買収は戦略的であり、中国企業の利益向上を即座に求めるべきではなく、決して焦ってはいけない」と指摘している。
加拿大联邦政府7日批准中国海洋石油有限公司（简称中海油）并购加拿大尼克森公司的申请，至此，这项加政府在压力之下两次延长审批期限的困难重重的并购案，终于在加国告一段落。外媒普遍认为，这标志着中海油迄今为止最大的海外并购案迈出了关键一步。接下来，这起并购案还需得到美国和巴西的批准。清华大学经济外交研究中心主任何茂春9日对《环球时报》记者表示，我们应乐观看待其他股东和分公司的决定。如今，政府出面干预企业并购已经减少，这是贸易自由化、投资便利化发展趋势决定的。
据加拿大电视台报道，加拿大总理哈珀7日宣布，政府决定批准中海油以151亿美元的价格收购尼克森公司股权的交易，同时也批准了马来西亚国家石油公司以60亿美元收购加拿大艾伯塔省进步能源公司。哈珀表示，在当前规则下，加联邦政府认为这两桩交易是符合加拿大利益的，但他强调，“这种外来国有资本对加拿大能源企业的收购将趋于结束而非开始”。
何茂春认为，中海油并购尼克森石油公司是企业行为，而非国家行为，这体现了企业对市场的预期。中海油购买尼克森股权后，将对世界能源市场产生影响。中海油并购是一种战略行为，不要指望一下就能提高中国企业的利润，不能急切期待马上赚钱。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2012年12月10日
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