財政政策緩和の見通し 中国2013年度財政赤字が拡大か
中央経済会議の開催を控え、2013年の中国のマクロ経済政策の基調の設定が注目を集めている。14日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、2013年の中国の経済成長率の減速傾向が好転し、物価も抑制可能な範囲に収まる見通しであることを背景とし、来年のマクロ経済政策は継続性を保ちつつ適度に緩和される可能性が大きくなっていると見ている。したがって、財政政策はさらに緩和され、赤字規模が拡大される可能性があり、構造的減税の余地も拡大する。一方で、金融政策は、バランスの維持が重視され、容易に緩和に傾くことはないという。
明年或宽财政稳货币 财政赤字适度放大
中央经济工作会议召开在即,明年宏观经济政策如何“定调”受到广泛关注。分析人士表示,明年经济增速将略有反弹,物价也有望维持在可控范围内。在此背景下,明年宏观经济政策有望继续“稳中求进”。财政政策有望进一步宽松,赤字规模或扩大,结构性减税将有更大空间;货币政策倾向中性,不会轻易走向宽松。