北京市公安局出入国管理部門は13日、北京で中国版「グリーンカード(永久居留証)」を取得した外国人は、現時点で911人に達したことを明らかにした。中国政府がこのほど発表した新政策により、医療保険や養老保険について、北京市民と同じ内国民待遇が彼らに適用される。人民日報海外版が伝えた。
中国で永住する外国人の生活にさらなる便宜を図る目的で、中国中央組織部、人力資源・社会保障部、公安部など25部門はこのほど、「外国人の中国永久居留で認められる関連待遇に関する弁法」を共同で発表した。同弁法では、中国版「グリーンカード」を所持する外国人は、政治権利および法律で定める特定の権利・義務を除き、原則的に、中国国民と同等の権利が認められ、同等の義務を負うことが明確に定められている。
新弁法によると、外国人は、中国版「グリーンカード」を有効な身分証明証として、中国の社会保険各種手続を行うことができる。
中国政府は2004年、「外国人の中国永住に関する審査認定管理弁法」を公布、中国版「グリーンカード」制度をスタートさせた。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年12月15日