多数の証券会社と上場計画のある企業が23日に明らかにしたところによると、中国政府の監督・管理部門は新規株式公開(IPO)の予定企業に対する信頼性調査をスタートさせた。24日付中国証券報が伝えた。
各投資銀行がIPO予定企業に対する実地調査関連の書類を再検査した上で、監督・管理部門がこれら書類の抜き打ち調査を行うことになっている。そのほか、監督管理部門はまた、2013年第1四半期に、承認待ちの全IPO予定企業への財務信頼性調査を開始し、調査で深刻な問題が発見された企業については、IPO申請を却下するとの姿勢を示した。IPO承認待ち企業が増加し続けることによる圧力を緩和する狙いがあると見られる。
「中国証券報」より 2012年12月24日