都市化加速化の推進が中国政府上層部ですでに一致した認識となっている。関係部門は全国都市化作業会議の準備に積極的にとりかかっている。都市化を議論する会議として、規模は過去最大となる。同会議の開催時期は2013年3月頃になると見られ、都市化に関する中国のトップレベル・デザインはいよいよ明らかになる。31日付中国証券報が伝えた。
今回の会議の準備作業として、中国国家発展改革委員会(発改委)の主導で、『都市化健全発展促進計画(2011-2020年)』の策定が進んでいる。現在、各地が新型都市化試行地区になることを目指し、地方の都市化発展計画の策定に急いでいる。浙江省は先般、27の鎮(県の下に置かれた末端行政区画単位)を併合して市に昇格するなど、都市化の道で一歩先を行っている。アナリストは「政策の先行実施ができる試行地区は、大きな政策面のメリットを受けることになる」と指摘する。
「中国証券報」より 2012年12月31日