中国の電力会社である寧夏銀星能源股フェン有限公司が先般、支配株主である寧夏発電集団有限公司から得た通知によると、中国最大のアルミニウム生産・販売業者である中国アルミと華電国際電力は、後者が保有する寧夏発電集団の株式23.66%を買収することで合意したことがわかった。10日付中国証券報が伝えた。
株式譲渡後、中国アルミが保有する寧夏発電集団の株式は59%となり、寧夏銀星能源の実質的な支配権を握ることになる。中国アルミの寧夏発電集団に対する絶対的な支配が実現することにより、石炭・電力・アルミ一体化の経営モデルが出来上がりつつある。
「中国証券報」より 2013年1月10日