権威筋から得た情報から、中国工業情報化部がリチウム電池及びその原材料の生産企業の実態を把握するための調査に乗り出していることが明らかになった。調査終了後、下半期に関連文書が完成する予定で、リチウム電池産業への参入条件を引き上げることを目的としている。10日付中国証券報が伝えた。
アナリストは「今後、発表される関連文書は、主にリチウム電池の生産企業を対象とするもので、ニッチ業種での経営管理や売上が優秀なリーディング企業にとっては好材料となるだろう」との見方を示している。関連する上場企業には、自動車メーカーの比亜迪(BYD)バッテリーメーカーの徳賽電池、と電子製品のメーカーの欣旺達電子などがある。
「中国証券報」より 2013年1月10日