(6)センサー応用の歩みが加速した。一連の企業が展示したハートレートモニター(心拍計)やランニングマシンには、人感センサー技術が大幅に応用されており、目の動きでマウスを操作するコンピューターディスプレーといったまったく新しいイノベーション成果を発表する企業もあった。
中国企業も今回のショーで目立った活躍をした。聯想(レノボ)が発表した「40Y」シリーズの新製品は、人とマシンとが相互に連動するこれまでにない製品として話題をさらった。華為は世界最大のディスプレーをもつスマートフォンをうち出し、中興通訊は最も薄い4コア搭載スマートフォン「Grand S」をうち出した。海爾(ハイアール)、長虹、海信、TCLなどの有名メーカーの展示も目を引いた。だが中国企業と世界のトップ企業との間には、技術イノベーションや展示モデルをめぐって開きがあることも明らかになった。