中国人民銀行(中央銀行)は5日、オープン市場で金利入札方式で14日物4500億元のリバースレポを実施した。1日のリバースレポ規模として、史上最高となった。レポ金利は3.45%の水準を維持した。6日付中国証券報が伝えた。
中国国際金融有限公司(中金公司)、第一創業などの機関の関係者は、春節(旧正月)前の市場の金利上昇幅が前の2年間をはるかに下回っていると述べ、中央銀行による短期流動性オペ(SLO)の実施が、流通通貨(M0)残高の大幅増加による市場の資金需給の変動を抑える上で効果を発揮したと指摘する。
「中国証券報」より 2013年2月6日