国内には石油製品の供給がゆきわたり、石油製品の対外貿易は目立って減少した。12年の石油製品輸入量は716万トンで同16.9%減少し、石油製品輸出量は1223万トンで同3.3%減少した。これは主に国内の供給が十分だったと同時に、国が石油製品の輸出管理を強化したためである。
石油製品の消費構造が少しずつ変化しており、供給保証の圧力が和らいでいる。12年の石油製品の見かけ消費量は2億7664万トンで同5.2%増加した。マイカーが徐々に普及し、航空産業が発展を続けるのにともない、ガソリンと航空燃料の消費が急速に伸びている。全体としてみると、石油製品の生産と消費の増加幅が基本的に釣り合った。一部の石油製品の品質向上に向けた設備の増改築プロジェクトが相次いで完了し、生産を始めたことを受けて、13年には石油製品の供給保証の圧力がさらに低下することが予想される。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年2月6日