中国不動産市場規制を強化 2軒目住宅購入の頭金を引き上げへ

中国不動産市場規制を強化 2軒目住宅購入の頭金を引き上げへ。

タグ: 中国不動産

発信時間: 2013-02-20 19:00:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

しかし異なる意見の専門家もいる。不動産大手の中原地産の張大偉・市場研究部総監は、「2012年中頃より市場が持ち直しているが、これは主に1線都市においてであり、全国的な回復ではない。3・4線都市の大部分の不動産価格は依然として安定しており、全面的に抑制策を実施する余地は残されていない。同政策が仮に実施されたとしても、大きな影響が生じることはない。北京を例とすると、2012年の住宅購入のうち、1軒目の比率が9割以上に達しており、2軒目の比率は低い。またそのうちの過半数が、一括購入だ」と分析した。

北京の金融業者、北京偉嘉安捷投資担保有限公司の呉昊・企画マネージャーは、「2軒目購入の頭金の比率を引き上げる可能性は低く、部分利上げ(5年以上のローン金利のみの引き上げ)の可能性が高い。2軒目購入の際の頭金は現在60%に設定されており、すでに高い比率となっている。2軒目の住宅購入者は1度目・2度目の買い替えが中心であり、いずれも自宅用に購入している。頭金の比率を引き上げた場合、これらの人々に打撃を与えることになる。これは不動産業の健全な発展に背くものだ」と指摘した。(編集YF)

「人民網日本語版」2013年2月20日

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