広州市の消費者は、「アネッサはコストパフォーマンスが高く、香港の化粧品チェーンの卓悦や莎莎で売り切れが生じやすい。私の友人もこれを1本持っているが、カドミウム検出は心配だ。今年の夏は、日焼け止めグッズを交換する必要がある」と語った。
広州市の日用品・化粧品業界の専門家は、「人々はこれまで中国製の化粧品を不安視し、日本や欧米の有名ブランドの高額商品を購入し、安心を買っていた。しかし実際には、そうとは限らない。シャネルの5番という有名香水も昨年、アレルギー成分が含まれると報じられた。アネッサは今回、有害物質のカドミウムが検出されたが、これはブランドと商品にとって大きな打撃であり、今後の販売にも影響が生じるだろう。シャネルの5番は、一部の人の皮膚にアレルギー反応が出るだけで、負の影響は小さいだろう」と指摘した。