第12期全人代第1回会議が5日午前9時に人民大会堂で開幕し、温家宝総理が国務院を代表して政府活動報告を行った。
温総理は次のように指摘した。
過去5年間、わが国は経済構造調整を加速し、経済発展の質と効率を高めた。内需拡大戦略を堅持し、経済成長に対する内需の貢献率は著しく高まり、国内総生産(GDP)に占める経常黒字の割合は10.1%から2.6%に下がった。住民の消費構成の高度化が加速した。2012年末時点で、都市部の1人当たり住宅面積は32.9平方メートルで07年比2.8平方メートル増加、農村部の1人当たり住宅面積は37.1平方メートルで5.5平方メートル増加した。都市部住民の100世帯当たり自家用車保有台数は21.5台で、07年比15.5台増加した。観光、文化消費が大幅に増加した。中国の特色ある新しいタイプの工業化路線を堅持し、産業の構造転換と高度化を力強く推進した。わが国の製造業の規模は世界最大となり、ハイテク製造業生産額( 付加価値ベース)は年平均13.4%増加し、国民経済の重要な先導的産業、支柱産業となった。
クリーンエネルギー、省エネ、環境保護、次世代情報技術、バイオメディカル、ハイエンド装備製造など戦略的新興産業が急速に発展した。製品の質は全体的に高まり続けた。サービス業生産額(付加価値ベース)がGDPに占める割合は2.7ポイント高まり、最大の雇用創出産業となった。
「人民網日本語版」2013年3月5日