深セン市における外資系株式投資企業の試行が先般開始した。これは、深センの株式投資業種のグローバル化に向けた幕開けを意味している。深港(深セン・香港)現代サービス業協力区では、株式投資業種の発展という新たな機運が盛り上がりを見せるだろう。6日付中国証券報が伝えた。
深セン市人民政府金融発展服務弁公室の肖志家副主任によると、深セン市で外資系株式投資会社の試行が始まることは、深セン市が外資系株式投資会社に国民待遇を与えることを意味する。企業は1度の申請で、為替決済、外国資本の審査・認可、工商当局への登記、前海地区での会社設立、銀行の信託管理などワンストップサービスを受けることができ、企業の審査・認可のスピードを大幅に短縮することに繋がり、企業の資金の効率的な利用にプラスとなる。条件を満たす外資系株式投資企業は、深セン市における会社設立に対する支援、税収面の支援、住宅手当などの優遇政策だけでなく、深港現代サービス業協力区の金融、財政、税収、人材などの各種優遇政策も受けることができる。
「中国証券報」より 2013年3月7日