2012年年末に香港市場に上場した中国大手保険会社・中国人民保険集団(人保集団)はこのほど、正式にハンセン総合指数の構成銘柄に加わったことが先般、明らかになった。人保集団の呉焔取締役会長は「内陸部の経済が回復を続けており、A株市場は新たな上昇トレンドを辿ることが見込まれている。人保集団は時機を見て、A株市場の上場計画を推進する方針だ」と述べた。7日付中国証券報が伝えた。
人保集団の香港株式市場でのH株の新規株式公開(IPO)が、投資家の人気を集めた。株式の応募倍率は17.5倍に達し、2012年の新規発行株式の中でトップとなった。上場初日の株価の上昇率は7.76%、その後も上がり続け、5日時点での上昇率は31.3%に達している。
「中国証券報」より 2013年3月7日