前海株式取引センターの胡継代表取締役は8日、深セン市中小企業の制度改革・上場に関するセミナーで、前海株式取引センターの制度面の構想と企業の取引参加条件について詳細な説明を行った。11日付中国証券報が伝えた。
胡継氏の説明によると、設立から1年以上の未上場企業が、次の4つの条件のうちの1つに合致すれば、前海株式取引センターでの株式取引が可能となる。この4つの条件は次の通り。
1、営利能力。直近12カ月間の純利益が累計で300万元以上であること。2、営業収入と成長性。直近12カ月間の営業収入は累計で2000万元以上、または直近24カ月間の営業収入が累計で2000万元以上かつ成長率が30%以上であること。3、純資産と営業収入。純資産が1000万元以上、かつ直近12カ月間の営業収入が500万元以上であること。4、金融機関からの与信状況。直近12カ月間の銀行融資が100万元以上、または投資機関の株式参加による出資額が100万元以上であること。
「中国証券報」より 2013年3月11日