豪紙サンデー・テレグラフは3月17日、記事「中国人、豪州の住宅を買い漁る」と掲載した。
アナリストは、数十億ドルの現金を持つ中国人投資家が押し寄せていると分析した。シドニーの未竣工住宅の6分の1は、中国大陸の投資家によって買い占められた。
オーストラリアの外国投資審査委員会(FIRB)が発表した2012年度報告書によると、昨年受理された不動産業の申請は、2008年の2倍に当たる1万118件に達した。そのうち住宅投資の価値は197億ドルに達し、米国が1位、中国が2位となった。某デベロッパーの全国販売担当者は、「当社のシドニーにおける開発プロジェクトのうち、15%の住宅は国内の購入制限にあえぐ中国大陸の投資家に購入された。彼らは投資家であり、子供を現地に留学させている家庭でもある」と語った。