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中国商務部は20日、定例記者会見を開き、日本が環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加を正式表明したことについて、沈丹陽報道官は「世界のどの国も自国の経済状況や発展レベルに応じて、自国に適した経済の連携体制に参加する権利がある。我々は、地域経済の一体化を目指す協力体制に対し、開放的且つ寛容な姿勢を示している」と話した。
また、沈報道官は「世界の大多数の国家の多国間貿易体制を集約することは、世界的な貿易の自由化を推進する主要ルートであると確信している。どの地域間貿易も、どの二国間貿易も多国間貿易体制に対し、有益な補完的役割を果たすが、取って代わることはできない。我々は各方面とのコミュニケーションや交流を保ち、日本のTPP交渉参加による影響について詳細な分析を進める方針だ。また、皆も知ってるように、中国は自国の自由貿易区戦略のより一層の促進に努める」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月20日