山東省の最西端に位置する聊城市は、経済の立ち後れのため、かつて山東省の経済社会の急速な発展の船の重い「船尾」といわれていた。困難な局面に直面して、聊城市党委員会、市政府は「生まれつき弱い」ことを「後発者の優位性」に変え、経済の発展、生態の保護、人民生活の改善という3つの重点を1つの有機体として企画し、推し進め、生産が発展し、裕福になり、生態系が良好な科学的な発展の道を切り開くことに取り組んできた。ここ5年らい、聊城市全体の生産総額は年平均12.9%増、地方財政の歳入は年平均22.9%増、山東省の平均レベルをそれぞれ1.1%と3%上回った。これと同時に、省エネと廃棄物・廃ガス排出減という2つの指標は2007年に全省でいずれも後ろから数えて2位からそれぞれ上位4位と6位まで上昇し、教育、医療・衛生など人々の生活にかかわる数多くの事業が山東省の前列に立っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月22日