中国の習近平国家主席は22日、モスクワのクレムリン宮殿でプーチン・ロシア大統領と会談を行い、中ロ間の全方位の戦略的協力の強化で重要な共通認識に達した。25日付中国証券報が伝えた。
双方は、中ロ間の大規模経済協力の条件がすでに熟したとし、大型リコプター、航続距離が長く幅の広い旅客機などのプロジェクトの共同研究・開発を着実に推進すること、貿易、投資、工業、林業、ハイテク技術、航空・宇宙事業、インフラ整備などの分野の協力の強化を表明した。双方はまた、引き続き貿易構造を改善し、貿易の質を高め、貿易のカバーする分野を拡大し、2015年の二国間貿易額1000億ドルの目標を前倒しで達成することを目指す。
「中国証券報」より 2013年3月25日