ドイツ銀行の外為アナリストのアラン・ラスキン氏(ニューヨーク在勤)は、「米財務省は日本の動向を注視し、意識的に円相場を引き下げないという日本側の約束を守らせようとしている。しかし今回の報告書は、日本がこの約束に背いていることを暗示しなかった」と分析した。
米財務省は同報告書で、中国を為替操作国に指定しなかったが、「人民元の実質実効為替レートを見ると、人民元は依然として低く見積もられており、さらなる相場上昇の理由が存在する」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月15日