中国セメント協会の常務副会長・秘書長の孔祥忠氏は25日、2012年の中国セメント業の上位10社の集中度が31%に達したことを明らかにした。26日付中国証券報が伝えた。
孔祥忠氏は、同日に開催された2013年中国国際セメントサミットの席上で、「2012年、中国セメント業の再編で進展が見られ、同年末現在、上位10社の大手セメントグループの総生産量は全体の31%を占めた」と述べた。孔祥忠氏はまた、「セメント生産能力は依然として過剰状況にあるが、市場ニーズが堅調に推移しており、セメント製品の需要は今後10年に成長し続けるだろう」との見方を示した。
「中国証券報」より 2013年4月26日