樹木がだんだん緑色をおび、ツボミを目にすることになった。この4月には山東省沂源県燕崖鎮(町)の660ヘクタール以上のサクランボ果樹園は花が満開で、美しい景色を目にすることになった。
燕崖鎮第6回サクランボの花の祭りは4月13日に予定どおりに開幕し、7日間続いた。往年と異なるのは、今回のサクランボの花の祭りは伝統を破り、全面的に新しいものを作り出し、これまでの単一の遊覧内容と路線を変え、「燕崖を国民のバカンスのスポット、農村観光の絶好の行く先に作り上げる」という観光圏づくりの企画に全面的に組み込まれたことである。
今回のサクランボの花の祭りは屋外のサクランボの花を観賞し、ビニールハウスのサクランボを味わうと同時に、農家のご馳走を味わい、農家の楽しみを享受し、彦星と織姫星の愛情ものの物語がどのようにできたのかを明らかにし、紅旗湖、双馬山の美しい風景を観覧するなどの観光プロジェクトもそれに含まれている。祭りの期間、観光客のために景勝の遊覧と観賞、農作業の体験、農作物の請負栽培、記念写真の撮影、湖の畔における魚釣りなどを一体化したレジャー娯楽イベントを用意している。
2008年第1回サクランボの花の祭りいらい、燕崖鎮はサクランボの花の祭り、サクランボ摘み取り祭りの催しをよりどころとして、町全体の観光産業化の形成を促し、さらに独自の特色を持つ観光ブランドを確立している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月26日