「私達はこれまでに20数種類の熱帯果物の栽培に成功し、その生長ぶりも非常にすばらしく、今のところ、数種類の果物はすでに熟し、あなたがたと一緒にそれを味わいにご案内します」、と石馬鎮(町)の有機肥料使用モデル栽培園マネージャーの陳洪波さんは記者に語った。
記者は陳洪波さんの後について最初の果樹栽培ビニールハウスに入り、思わず目の前に現れた色とりどりの美しい果実や野菜に魅了され、まるで熱帯果樹林に入ったようであった。紫がかった濃赤色の台湾のクワの実がこずえいっぱいに掛かっており、大きなボケの実、パイナップル、マンゴーなどの熱帯果樹は花が咲いたばかりのものも、結実したばかりのものもあり、見ごたえがある。想像しがたいことだが、これらの酷熱の南部地域の果樹が中国北部でも栽培できるようになっているのである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月13日