北京市人的資源社会保障局、統計局は8日、2012年度の北京市平均賃金データを発表した。それによると、北京市の昨年の平均月収は前年比11.8%増の5223元(約8万3千円)で、比較的速い増加ペースを維持した。一方で、業界別、職位別の賃金格差は依然として大きく、私営企業の平均賃金は非私営企業(国有企業など)の平均賃金の50.6%に留まった。北京晨報が伝えた。
▽平均賃金は比較的速い増加ペースを維持
2012年度、北京市の平均年収は6万2677元(約100万円)、平均月収は前年比11.8%増の5223元だった。
平均賃金指標は多くの社会保障制度と直接関連しており、例えば関連部門による社会保険の納付基準制定、定年退職者の基本年金の計算、最低賃金基準の制定、人身傷害補償額の確定などの重要な根拠となる。
市統計局の于秀琴報道官は「平均賃金の増加に呼応し、昨年の都市部住民の収入は安定的に増加し、預金残額も大幅に増加した」と述べた。