PM2.5の濃度 2030年に目標達成か
同青書によると、北京市の現在のPM2.5年間平均濃度は1立方メートル当たり70mgで、WHOが提案する目標の35mg/㎥に達するのは2030年になりそうだ。
北京市はすでに「北京市2012−2020年大気汚染改善措置」を発表しており、「3ステップ」の戦略目標を制定した。第1ステップでは、PM2.5の濃度を2015年に60mg/㎥にする。第2ステップでは、これを50/㎥以下とし、2010年より30%減少させる。これは現在の密雲ダム上空の大気品質に相当する。第3ステップでは、WHOが発展途上国に設定した最低大気品質基準の、年間平均濃度35mg/㎥にする。これは2030年になり実現される見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月9日
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