中国国際金融有限公司(中金公司)の彭文生チーフエコノミストは先般、中国証券報の独占取材に応えた際、「内的・外的要因による影響を受け、下半期の流動性に大きな変動が生じる可能性がある。7月以降、銀行間市場の資金逼迫状況は著しく好転するだろう」との見方を示した。19日付中国証券報が伝えた。
「現在の資金逼迫状況を緩和するため、政府による金融政策の微調整が考えられるが、不動産バブルなどの構造的矛盾により、大規模な景気刺激策が打ち出される可能性は小さい」と彭氏が指摘している。
「中国証券報」より 2013年6月19日