中国とフィンランドによる提携プロジェクト「美しい北京」が20日、フィンランドの首都のヘルシンキで正式にスタートした。同プロジェクトはフィンランドのクリーン技術の科学研究能力を借り、北京の大気質の改善に向けた効果的な手段を模索することを目的とする。新華社が伝えた。
同プロジェクトのプランに基づき、両国の専門家はエネルギーの生産・輸送、建築物の施行、交通運輸、主要産業などに関する研究を行い、大気汚染の主因を特定する。また大気品質モニタリング・分析の研究も実施する。同プロジェクトの最終的なレポートは、2014年末にまとめられる予定だ。
中国環境保護部国際提携司の唐丁丁司長、フィンランド国家技術革新局のPekka Soini局長は提携プロジェクトの合意書に署名した。同プロジェクトの参加者には、北京市環境保護局と、フィンランドクリーン技術協会が含まれる。
「人民網日本語版」2013年6月23日